JAみえなか管内では4月上旬から梨の受粉作業が各地で行われています。
受粉作業に先立ち、ひさい梨を栽培している津市久居地区では、久居果樹振興協議会が受粉に使う花粉を採取するため、開葯(かいやく)作業が行われました。
開葯とは、梨の花を集め、花粉の入った「葯(やく)」と呼ばれる袋部分のみを取り出し、24時間温度管理することで葯を開いて中から花粉を取り出す作業です。
また、松阪地区では、受粉用に梨園内にミツバチを放ち、ミツバチの媒介による受粉作業も行われています。
ミツバチが花から花へと移っていくことで、自然に受粉がされていきます。
香良洲地区では、食農教育活動の一環として、津市立香良洲小学校の3年生児童を対象に、香良洲梨部会の専用園地で毎年受粉体験を行っています。
今年は4月16日に行われ、児童らは授粉用の梵天という道具を使い、教わった通り花粉を花につけていました。
今年の梨も8月ごろから出荷される予定ですので、お楽しみに!