JAみえなか松阪地区柿生産部会は10月17日から令和4年産の柿の出荷を開始し、初日には品種「次郎」が1.1㌧出荷されました。
今年の柿は例年に比べ開花が少し早く、その後も順調に生育。気候の傾向として害虫が多く発生しているため、虫害による出荷量減が心配されていますが、今年は表年のため昨年より出荷量は多くなる見込みです。
初日に開かれた目ぞろえ会では、生産者や選果者など18人が出席。市場関係者が現在の情勢を報告した後、出荷された柿の中からサンプルを抽出し、色づきや形、虫害の有無などを基準に、選果基準を再確認しました。
同部会部会長は「比較的順調に生育し、果実は大きい傾向で甘みもある。これから寒くなっていくのでさらに甘さが増す」と話していました。
ピークは10月下旬の予想で、11月中旬までに18㌧の出荷を見込んでいます。