山間部である飯南地区を中心に、古くから栽培が盛んな椎茸。クヌギ、コナラなどの広葉樹の原木に椎茸菌を打ち、山林などの自然環境で栽培する「原木椎茸」と、おがくずを固めた菌床と呼ばれるブロックを一定の温度・湿度が保たれたハウス内で管理し、椎茸菌を培養する「菌床椎茸」の2種類の方法で栽培し、出荷しています。
収穫したままの状態で出荷するのが生椎茸。みずみずしく肉厚で、すぐに調理して食べられるところが特徴。原木や菌床との接点だった「石突」の部分を切り落とせば、軸の部分も美味しく食べられます。
収穫後、熱乾燥し、水分を抜いてから出荷するのが干し椎茸です。乾燥させることで旨味や栄養が凝縮されています。食べる際には水に戻す手間がかかりますが、その分良い出汁もとれる昔ながらの保存食です。
椎茸を調理する前には水で洗わず、気になる部分をふきんやキッチンペーパーで拭き取るだけで大丈夫です。干し椎茸は洗わずにそのまま水に浸けて戻し、戻し汁に浮いた屑などを濾せば戻し汁は出汁として使えます。
主な生産地域 | 松阪西部地区、飯南地区、美杉地区 |
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主な出荷先 | 三重県内 |
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出荷時期 |
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1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
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