JAみえなか高糖系みかん部会では2月9日から温州みかん「寿太郎」の出荷を行っています。
「寿太郎」は11月頃に収穫してから出荷するまでの約3か月間、温度や湿度を管理しながら貯蔵することで酸を抜いてから出荷する貯蔵みかん。三重県内では当JA管内が唯一の産地です。
今年度の寿太郎は裏年にあたるため生産量は例年より少ないが、小ぶりで寿太郎らしいみかんに仕上がっています。
出荷初日には生産者や選果者が集まり、目ぞろえ会を実施。高品質なみかんの出荷に向けて基準の統一を図りました。
管内では8戸の生産者が約7haで「寿太郎」を栽培。市場を通じて県内外に出荷されます。2月25日までに約35㌧の出荷を見込んでいます。
また、管内では同じく熟成みかんである「青島」も栽培しており、こちらは1月下旬から2月上旬にかけて出荷を行い、今年度は32㌧を出荷しました。